「 連立方程式 」の検索結果
  • 中二数学「値段に関する連立方程式の文章問題」
    連立方程式(値段)【連立方程式の定番問題(値段)】リンゴ3個とみかん7個を買うと合計金額は920円で、リンゴ5個とみかん3個を買うと合計金額は840円でした。リンゴ1個、みかん1個のそれぞれの値段を求めよ(消費税は考量しなくて良い)。連立方程式の文章題で最初に出てくるのが値段に関する問題です。問題文を式にできれば、解くのはそれほど難しくありません。順番に考えていきましょう。求めるものをx、yとする文章題で最初に確認すべきなのは、何を求めなければならないかです。日本語の文章では後ろのほうに来ることが多いので、前にある文に紛らわされないようにしましょう。引っかけ問題は、そうしたところを狙ってきます。この問題で求めなければならないのは「リンゴ1個、みかん1個のそれぞれの値段」です。求めるものが2つあるということから連立方程式の問題だなと推測できます。連立方程式の問題では求めるものを「x」と「y」とします。(別に「a」と「b」でもイイのですが、数学的なセンスでは「x」と「y」すると覚えておきましょう。)x…リンゴ1個の値段y…みかん1個の値段問題文を式で表すこの「x」と「y」を使って問題文を式に直します。ここが方程式の文章題のポイントです。「リンゴ3個とみかん7個を買うと合計金額は920円」を式にすることを考えます。リンゴ1個の値段が「x」なので、3個の値段は3倍した「3x」です。同じように、みかん7個の値段は「7y」となります。これを足した合計が920円というわけです。3x+7y=920連立方程式を解くには、もうひとつ式が必要です。それ用の文章がちゃんと問題文には用意されています」。「リンゴ5個とみかん3個を買うと合計金額は840円」がそれです。これを上記と同じ考え方で式にします。5x+3y=840あとは上記の連立方程式を解くだけ。3x+7y=9205x+3y=840x=120、y=80となります(ここでは文章題の解き方を覚えることがメインなので、無理して自分で計算してみる必要はありません)。答え.リンゴ1個は120円、みかん1個は80円
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  • 中二数学「速さに関する連立方程式の文章題」
    連立方程式(速さ)【連立方程式の定番問題(速さ)】家から1.8km離れた駅に行くのに、最新の雑誌を買うために途中にある本屋に寄りました。家から本屋までは分速60mの速さで歩き、雑誌を買うために本屋に2分30秒いました。本屋から駅までは少し急いで分速80mで歩いたところ、家を出てからちょうど30分で駅に到着しました。家から本屋までと、本屋から駅まではそれぞれ何mあるでしょうか?連立方程式の文章題は長くなりがちです。上の例題も長いですよね。数学の文章題では、長い文章から答えを出すために必要な部分を見つけ出すことも求められています。余計な情報をスルーすることも覚えましょう。文章題を読み取るのに最も大切なこと文章題を読み取るのに最も大切なことは「何が求められているか」です。まず、最初にコレを明確にしましょう。例題では「家から本屋までと、本屋から駅まではそれぞれ何mあるでしょうか?」です。つまり、「家から本屋までの距離」と「本屋から駅までの距離」が求められているわけです。求められているものが2つなので、これを「x」と「y」にします。x=家から本屋までの距離y=本屋から駅までの距離文章を式にする次に必要なのは文章から式を導くことです。順番に見ていきましょう。「家から1.8km離れた駅に行くのに、…途中にある本屋に寄りました。」この文章から家から駅までの距離が1.8kmだということがわかります。また、家と駅のあいだに本屋があることもわかります。これを「x」と「y」を使って式にすると次のようになります。x+y=1.8(km)「家から本屋までは分速60mの速さで歩き」これで家から本屋までの距離(x)と速さ(分速60m)が文字で表せます。距離と速さがわかれば、時間も計算できますよね。これを式にします。家から本屋までの時間(分)=x÷60同じように本屋から駅までの時間も式で表せます。本屋から駅までの時間(分)=y÷80「本屋に2分30秒いました。」「家を出てからちょうど30分で駅に到着しました。」この2つの分から家から本屋を経由して駅まで歩いた時間が計算できます。30分−2分30秒=27分30秒家から駅までの時間は「家から本屋まで」と「本屋から駅まで」の時間の合計です。それが27分30秒。式にすると次のようになります。27分30秒=(x÷60)+(y÷80)これでxとyを使った式が2つ出来ました。x+y=1.8(km)27分30秒=(x÷60)+(y÷80)単位をそろえてから解きます。x+y=1800(x÷60)+(y÷80)=27.5連立方程式を解くと、x=1200、y=600となります。よって、答え.家から本屋まで1200m、本屋から駅まで600m
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  • 中二数学「食塩水に関する連立方程式の文章問題」
    連立方程式(食塩水)【連立方程式の定番問題(食塩水)】3%と11%の食塩水を混ぜて、5%の食塩水を400g作りたい。3%と11%の食塩水をそれぞれ何g用意すれば良いか求めなさい。食塩水に関する問題も連立方程式の文章題では定番です。苦手にしている人もいるかもしれませんが、ポイントさえつかめば難しくありません。食塩水の問題では3要素を表にする食塩水は、濃度、食塩の量、食塩水の量の3要素があります。この3つを表にするのが問題を解くコツです。上の例題の文章を表にすると下記のようになります。濃度食塩水の量食塩の量3%(不明)(不明)11%(不明)(不明)5%400g(不明)食塩水の問題では3つの要素のうち2つがわかれば、残りひとつは計算できます。5%の食塩水400gに含まれる食塩の量を求めます。400g×5%(0.05)=20gこれを表に加えます。濃度食塩水の量食塩の量3%(不明)(不明)11%(不明)(不明)5%400g20g問題文では「3%と11%の食塩水をそれぞれ何g用意すれば良いか」となっています。こえを、それぞれ「x」「y」とします。表に加えた結果が下記。濃度食塩水の量食塩の量3%xg(不明)11%yg(不明)5%400g20g2つの要素がわかれば残り1つが求められるので、(不明)を埋めます。3%=0.03で、食塩水の量にこれをかけた値が食塩の量となります濃度食塩水の量食塩の量3%xg0.03x11%yg0.11y5%400g20g3%と11%の食塩水を混ぜて5%の食塩水を作るので、このことを表をもとに式に直します。x+y=400(食塩水の量の式)0.03x+0.11y=20(食塩の量の式)これを連立方程式として解くと、x=300、y=100となります。よって、答え.3%の食塩水300g、11%の食塩水100g食塩水の問題は、「3つの要素の表を作る」「表から式を組み立てる」の2段階で解くのがポイントです。使いこなせるようにマスターしてください。
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  • 中二数学「割合に関する連立方程式の文章問題」
    連立方程式(割合)【連立方程式の定番問題(割合)】ある中学校の2年生全員を対象にスマホを持っているかの調査を行いました。スマホを持っていると答えた人の割合は男子が75%、女子が80%でした。この中学校の中学2年生は138人で、スマホを持っている人は男女合わせて107人です。この中学校の2年生の男子、女子の人数をそれぞれ求めなさい。これも連立方程式の文章題で定番のひとつです。スマホの保有率のところが部活に所属している人だったり習い事をしている人だったりとパターンは変わっても中身は同じ。基本的な解き方をマスターしておきましょう。問題文を表にすると見えてくるこのタイプの問題は表を作成してあてはめるとわかりやすくなります。不明なところは「?」にして、上の例題を表にしてみます。男子女子合計人数??138人保有率75%80%?保有人数??107人この問題で求めるのは男女それぞれの人数です。なので、男子の人数を「x」、女子の人数を「y」とします。男子女子合計人数xy138人保有率75%80%?保有人数??107人すると、男女別の保有人数が「x」と「y」で表せることに気づきますか。これに気づけば正解にグッと近づきます。男子「x」人の「75%」が保有人数です。「x」に「75%」をかけた「0.75x」が保有人数というわけです。「y」についても同様に計算した結果を埋めたのが下記。男子女子合計人数xy138人保有率75%80%?保有人数0.75x0.8y107人この表から、「x」と「y」について2つの式を立てます。どうすればイイかわかりますか?男子+女子=合計このあたり前に気がつけば、カンタンに式が立てられます。x+y=1380.75x+0.8y=107あとはこの連立方程式を解けば答えです。y=138-x75x+80(138-y)=1070075x-80x=10700-11040-5x=-340x=68y=138-68y=70x=68,y=70答え.男子68人、女子70人
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  • 中二数学「2ケタの自然数の連立方程式文章題」
    連立方程式(2ケタの自然数)【2ケタの自然数に関する連立方程式文章題】2ケタの自然数があります。この自然数の十の位と一の位の和は11で、十の位と一の位の数を入れかえて出来る自然数はもとの自然数よりも27小さい。もとの自然数を求めよ。連立方程式の文章題で「2ケタの自然数」も定番のひとつです。十の位の数が一の位の数の何倍だとかパターンはいくつかありますが、基本的な解き方は同じです。2ケタの自然数を「x」と「y」で表す方法をマスターしておきましょう。2ケタの自然数を「x」「y」で表すこの問題で求めるものは2ケタの自然数ひとつです。では、これを「x」にするのかというと、それは間違い。2ケタの自然数を「x」と「y」で表すのです。十の位の数…「x」一の位の数…「y」というわけです。【注意】2ケタの自然数は「xy」ではありません!文字式で「xy」とは「x」かける「y」を意味します。なので、仮に「x」が5、「y」が4だとすると、「xy」=5×4=20となります。十の位の数…「x」一の位の数…「y」とするのであれば、2ケタの自然数は「10x+y」です。これなら「x」が5、「y」が4のとき、50+4=54となります。で、十の位の数と一の位の数を入れかえてできる2ケタの自然数(文章題でよく出てきます)は、「10y+x」となります。この2つの表し方を覚えておきましょう。十の位の数…「x」、一の位の数…「y」とすると、2ケタの自然数=10x+y十の位と一の位を入れかえて出来る自然数=10y+x例題を解いてみる2ケタの自然数の表し方がわかれば、あとは問題を解いてみましょう。十の位の数…「x」一の位の数…「y」とします。「十の位と一の位の和は11」を式にしたのが下記。x+y=11「十の位と一の位の数を入れかえて出来る自然数はもとの自然数よりも27小さい」は下記。十の位と一の位の数を入れかえて出来る自然数…「10y+x」もとの自然数…「10x+y」「27小さい」は、27を足せば等しいと読み替えて式にします。10y+x+27=10x+y2つ式ができたので、あとは連立方程式としてこれを解きます。x+y=11 → y=11−x(*1)10y+x+27=10x+y → 9y−9x=−27(*2)(*2)に(*1)を代入9(11−x)−9x=−2799−9x−9x=−2799−18x=−27−18x=−126x=7y=11−xy=4x=7、y=4答え.2ケタの自然数は74となります。
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  • dummy
    食塩水が出てくる連立方程式文章題の解き方
    連立方程式で解く濃度の違う食塩水を混ぜる問題連立方程式の文章題の定番になっているものが食塩水に関する問題です。こんな問題(↓)が出題されます。【濃度の違う食塩水を混ぜる】5%の食塩水と12%の食塩水を混ぜたところ、8%の食塩水が700gできました。5%の食塩水と12%の食塩水は、それぞれ何gずつだったでしょうか?食塩水に関する連立方程式の立て方文章題で食塩水が出てきたときは、食塩水の三要素(濃度、食塩水の重さ、食塩の重さ)を書き出してみることで、問題がわかりやすくなります。上の文章題では食塩水は全部で3種類出てきます。5%の食塩水(まぜる食塩水)…A12%の食塩水(まぜる食塩水)…B8%の食塩水(まぜて出来た食塩水)…Cそれぞれを、A,B,Cとして、食塩水の三要素を表形式で整理してみます。濃度食塩水の重さ食塩の重さA5%B12%C8%700g問題文に、直接、書かれているのは以上です。ただし、食塩水は3要素のうち2つがわかれば、残りの1つは計算で求められます。Cの食塩の重さは問題文には書かれていないのですが、計算で求められるのです。【食塩の重さを求める式】食塩の重さ(g) = 食塩水の重さ(g) × 濃度(%) ÷ 100食塩水「C」にあてはめると、食塩の重さ=700×8÷100なので、56gとなります。表に追記します。濃度食塩水の重さ食塩の重さA5%B12%C8%700g56gまだ表に空白がありますよね。ここからが連立方程式の出番です。この文章題で求めるべきものは、食塩水「A」と「B」の食塩水の重さです。それぞれ、「X」と「Y」として表に書き加えてみます。濃度食塩水の重さ食塩の重さA5%XB12%YC8%700g56g空白が2つ残りますが、『食塩水は3要素のうち2つがわかれば、残りの1つは計算で求められる』を思い出してください。空白の部分はXとYを使った式で表せます。濃度食塩水の重さ食塩の重さA5%X5X÷100B12%Y12Y÷100C8%700g56gこれで表がすべて埋まりました。問題文には『5%の食塩水と12%の食塩水を混ぜたところ』とあります。混ぜるとは、5%の食塩水と12%の食塩水を足したと同じ意味です。ということは、食塩水「A」と食塩水「B」を足したら、食塩水「C」になったということです。この関係を「食塩水の重さ」と「食塩の重さ」にあてはめます。食塩水の重さ … X+Y=700食塩の重さ … 5X÷100+12Y÷100=56連立方程式ができましたね。あとは、この連立方程式を解くだけです。代入法で解いてみます。X=700−y5(700−y)÷100+12Y÷100=563500−5y+12Y=56007Y=2100Y=300X=700−300X=400答え.5%食塩水400g、12%の食塩水300g(参考までに表も掲載しておきます)濃度食塩水の重さ食塩の重さA5%400g20gB12%300g36gC8%700g56g
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